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迷いの日々ー都内で暮らし続ける VS 親の介護もあるので実家に帰るー

 

こんにちは。認知症Cafést編集スタッフのマツです。
今回の記事は完全に独り言的なため、落ちも結論もありません。
あらかじめお伝えしておきます。

11月の初旬に帰省

最近、新型コロナウイルスの感染再々拡大が全国的に進んでいます。
実は11月の初旬、独居中の母に会うために2泊ほど帰省しました。本当はもう少し感染者数が落ち着いてからとも考えていましたが、下がらない感染者数に業を煮やしての帰省でした。
その直後の第3波です。
言葉は悪いですが、正直ほっとしました。

 

約10か月ぶりに会う母は一見元気そうでしたが、ここ数か月の間の電話で、母がたびたびせき込むことが気になっていました。
案の定、エアコンのフィルターやガスファンヒーターの裏に綿ぼこりがみっしりと付いていたため、分解して掃除しておきました。ついでに実家の中のおもだったところに掃除機をかけて帰宅しました。
その後の電話で母がせき込むことが減ったため、せきの原因はきっと綿ぼこりだったのでしょう。

介護サービスの限界

母がお世話になっている小規模多機能居宅介護の事業所には、本当にきめの細かい対応をしていただいています。難病のある母への食事にも気を配っていただき、安否確認のためにほぼ毎日訪問していただいています。
ただサービスである以上、提供できるサービスの量や範囲に限界があることも承知しています。

 

部屋の隅の綿ぼこりの掃除、金融機関への入出金、郵便物の投函……。見落とされることは本当にちょっとしたことです。そういうことに気付いてこまごまと対応できるのは、やはり身内なんだろうと思います。

コロナ禍の迷いの日々

私は4月以降リモートワークが継続しており、都内の一人暮らしの部屋で勤務を続けています。主な業務がシステム開発のため、出社できないことの不具合はほぼありません。
毎日の生活にも不具合はありませんが、不要不急の外出もできず、プライベートで行っていたボランティアやNPOの活動はほとんどできていません。

 

正直、何のために一人暮らしをしているのだろうかと自問自答する毎日です。早く実家に戻れば母の介護をしつつ仕事もできるのではないか……。

 

しかし実家は田舎のため公共交通も乏しく、車のない私の行動はかなり制限されてしまうでしょう。私が人生の中でしてきた活動・これからしたい活動の実現性はかなり低くなります。
何を取捨選択するべきか、コロナ禍の自問自答は続きます。

(終)

 

 

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