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認知症による行方不明者の増加

 

平成30年における行方不明者の状況について、警視庁より統計が発表されていました。

行方不明者の受理状況

年間8万7,962人となっており、前年より3,112人増加しています。
その内、認知症による行方不明者は16,927人で全体の19.2%を占めています。

80歳以上の行方不明者数

さらに詳細を見てみると80歳以上の行方不明者1万1,326名のうち認知症が原因での行方不明者は8,857名で、78.2%にのぼります。

認知症行方不明者の所在確認までの期間

また、認知症による行方不明者の発見されるまでの日数は、73.4%の方は当日に発見されていますが、2日~1週間で発見される割合も26.0%となっており、4人に1人となっています。

見守り機器

認知症をもつ高齢者が1人で外出してしまい、行方が分からなくなるケースが最近はあります。ケガをしたり、事故に巻き込まれたり、とさまざまなリスクが考えられ、介護者は不安な気持ちでいっぱいになります。

 

以前の、認知症カフェストの記事(「もしものときも安心!みまもるGPS機器」)でも見守り機器の紹介をしましたが、
こういった機器の利用も万が一のための備えとしては良いのかもしれませんね。
うまく活用することで安心につながります。(編集スタッフK)

<参考>

平成30年における行方不明者の状況について|警察庁のサイト(このページの中でも発表資料の2番目に挙げられた図表を参考にした。)

 

 

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