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VRは特効薬か?、それとも劇薬か?

Father and son using Virtual Reality glasses sitting outside. Stock Photo. Creative Content Brief 603438805

 

 

こんにちは、認知症Cafest Online編集スタッフのHです。

 

Tweetネタとして「VRと認知症予防」というテーマに興味を持ったことから、
3週間ほど前にVRヘッドセットのOculus Goを購入して、いろいろな3Dコンテンツをトライしてみました。

 

 

 

自分自身が、ちょうど10年前にPCベースのメタバースと言われる仮想空間サービスの
事業立ち上げをやっていたこともあり、昨今のVRはどこまで進化したのか、
ドキドキしながらOculus Goを着けてみました。

 

 

映像の解像度がまだまだ粗かったり、ピントが合いにくかったり、まだまだ改善の余地はありますが、
「脳にガツンとくる」という表現が正しいのだと思いますが、パソコンや携帯電話や大画面TVで
体験するコンテンツとはまた別次元の体験を得られるもの、というのが正直な感想でした。
例えるならばガラケー全盛時代に初めてiPhoneに触れた時の衝撃に近いものでした。

 

 

宇宙飛行士の訓練や宇宙空間の暮らしを疑似体験できるような素晴らしく
クオリティの高い作品がある一方、映像によってはものすごく気持ち悪くなる(VR酔い?)ものもあり、
同じVRでもコンテンツの作りかたによってこうも違うものか?と感じたことは事実です。

 

 

そういう意味で、今後「認知症予防に効くVR」という分野が出現してくるとするならば、
映像の解像度や視点の移動の仕方、そもそも映像コンテンツの中身そのもの、
音との関連性などさまざまな観点で、考えなければいけないことが満載です。
自分が1か月足らず体験した限りでもVRは毒にも薬にもなりえるというのが実感ですので。

 

 

アカデミックな観点とエンターテイメント性を融合させて、近い将来この分野を
開拓していきたいという方がいらっしゃれば、是非「認知症Cafestサイト」もしくはfacebookページから
コンタクトいただければ嬉しいです。

 

 

 

 

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