こんにちは、認知症Cafést online編集スタッフのMです。
10月2日放送の「たけしの家庭の医学」にて、食後低血圧が認知症のサインであるという紹介がありました。
番組内では、高齢者医療に精通されている東京都健康長寿医療センター副院長の原田和昌先生の解説のもと以下の
ような説明がありました。(かなり端折ります)>
食後に強い眠気に襲われる理由は食後低血圧によるものと考えられて、この食後低血圧が認知症リスクを高くしてしまう。
普通の人でも食後に血圧は下がるが、食後低血圧の人は20mmHgも下がってしまう。若いころと比べると、食後に
眠くなることが多くなったり、いつの間にか寝てしまっているような人は、食後低血圧の可能性があるので気を
付けましょう。
ではなぜ食後低血圧で認知症リスクが高まるのか?
脳内でアミロイドβが蓄積すると認知症が発症しやすいと言われているが、食後低血圧の人は、このアミロイドβが
蓄積しやすくなっている。血圧が下がり、脳の血流が下がるとアミロイドβが溜まりやすくなる。
と、大体このような説明だったと思います。
最後に、食後低血圧を改善するには「よく噛んで食べる事」が重要と解説されていました。
昔から言われていること「食事はバランスよく、よく噛んで食べる」―これがすごく大事なことなんですね!
偏ったものを早食いするなど論外!
皆さんお忙しい毎日かと思いますが、少しでも意識して食事を楽しんでくださいませ。