白内障の早期治療は認知症リスクを低下させる!?
2019/03/15
こんにちは。認知症Cafestオンライン 編集スタッフのマツです。
突然ですが、私は1月末までの2年間、病気療養のため実家に戻っていました。
今年2月から再び一人暮らしを始めましたが、先日、約1か月ぶりに帰省しました。今回はそのときの話です。
母と白内障
実家には母が独居しています。母は1年ほど前に難病のため意識不明となり、その際主治医から「脳にダメージが残るかもしれない」と言われていました。意識が戻って在宅復帰後も、「白内障がひどくなっちゃった」と言い、少しぼーっとした状態でした。
母はこの1か月の間に白内障の手術を受けていました。電話でその報告はもらっていたのですが、その時の口調がいつもより少しはっきりしているというか、明晰さが増しているように感じており、今回の帰省で実際に母に会えるのをひそかに楽しみにしていました。
術後に激変した母の様子
そして実際に母と顔を合わせると……やはり依然と比べて母の明晰さが増していました。
以前は単語やものの名前が出てこず、こちらが助け舟を出さないと思い出せないことが多かったのですが、今回はものの名前を忘れても、自力で思い出すことができていました。
私は実家からの帰路の中で、視覚が衰えると認知症になるリスクが増大するという話を思い出していました。
前述の通り母は認知症ではありませんが、「視力の低下=脳への刺激の低下→脳の活動量の減少→認知症リスクの増大という図式があるのだろう、母はそれを実体験して私に見せてくれたのかもしれない」などと考えていました。
まとめ
この記事をご覧の方の中にも、白内障などで視力が低下している方もいらっしゃるかと思います。
白内障は多くの場合、比較的に簡単な手術で直すことができます。
白内障の早期治療で認知症になるリスクを低下できますから、迷っている方はぜひ眼科にご相談ください。