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美術館の新たな取り組み「ロボ鑑賞会」ーコロナ禍におけるアートの動向ー

 

 

こんにちは、編集スタッフのmimiです。

コロナ禍におけるアートの動向

もともとアート鑑賞や音楽鑑賞に出かけることが好きで時折足を運んでおりましたが、子どもが生まれてから、子連れで行ける空間は限られていること、幼い子連れで遠方に出かけることのハードルの高さに、この先数年は無理だとあきらめていました。

 

しかしこのコロナ禍により多くの人が自由に移動ができないという状況になり、オンラインでコンサートやライブを視聴できる機会が爆発的に増え、各地の美術館も、Youtubeで作品の解説動画をUPするなど、大変な社会情勢における明るい側面だと感じています。

 

本日は、その中でも「ロボ鑑賞会」という新たな取り組みを始めた美術展をご紹介します。

東京藝術大学大学美術館「あるがままのアート人知れず表現し続ける者たち

既存の美術教育を受けずに作品を創作し続けるアーティストたちの作品を紹介する展覧会が、東京藝術大学大学美術館ではじまる。

 

「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」などと呼ばれるこれらの作品は、20世紀初頭に新しいアートとして「発見」され、当時の美術界に大きな衝撃を与えるとともに、現在でも、自由な表現のあり方として広く社会に受け入れられている。

 

作品の作り手は知的障害や精神障害のある人が多く、創作の場が自宅や福祉施設という事もあり、その作品はなかなか世に出てこないが、圧倒的な迫力に満ちた作品も多い。

 

展覧会では総勢25名、約200点の作品を展示し、世界的に注目を集める「あるがままのアート」の世界を紹介。NHKの「no art, no life」「人知れず表現し続ける者たち」の映像も併せて紹介し、アーティストたちの創作の様子や日々の生活も伝えていく。

出典:25名によるあるがままのアートの世界―遠隔ロボットによる鑑賞会も|Internet Meseum

アートとは―伝えたい強い想い―

アートとは、自分の中から湧き上がる感情や想いを表現し相手に伝えるための、手段の一つです。

 

技巧という意味合いを持つ通り、一定の技術があったほうが相手に伝わりやすい…。
ただあくまでも技術がメインではなく、どうしても伝えたい強い想いがそこにあることが大前提。教育の有無にかかわらず、自分の内側から出てこざるを得ない強い思いがあるからこそ、見る人の胸を打つのだろうと思います。

 

注:画像の出所はiStockから

ロボ鑑賞会とは

こちらの展覧会「あるがままのアート‐人知れず表現し続ける者たち‐」は、オンラインでも鑑賞できます。従来のYoutubeでの動画配信とは異なり、現地に遠隔操作ロボが5台配備されており、全世界どこからでも、見たい作品を見たいだけ見たい角度から鑑賞することができる画期的な取り組みです!

 

予約しようとしたら、軒並み7月は満席!やっと8月分の予約が始まったので即予約しました。

もちろん現地に行って鑑賞するようにはいかないとは思います。しかしWeb静止画像で眺めるのとは全く違うだろうという期待があり、遠隔でロボを操作するのも初めてで、それも楽しみにしています。

夏休み期間に、皆様もぜひご自宅から体験を

これから夏休み期間になります。9月まで開催されていますので、皆様もご自宅からぜひ体験されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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