英国における「認知症にやさしい水泳プロジェクト」

2018/11/09
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こんにちは。
日々ダイエットのためにフィットネスプールに通うCafést Online編集スタッフのHです。

 

体脂肪を燃やすダイエット目的だけでなく、脳機能の活性化にとっても「有酸素運動」が良いなんて話を良く聞きますよね。
ネットをいろいろ調べていると、英国で「Dementia Friendly Swimming Project(認知症にやさしい水泳プロジェクト)」というものがあることを知りましたので、ご紹介したいと思います。

 

Swimming org(スイミング協会)が活動の一環として、Dementia Friendly Swimming Projectを立ち上げているのですが、このプロジェクトが面白いのは「認知症の予防とか治療の目的」というところから発足したのではなく、プールを運営する組織(主に企業)にとって集客につなげようという商業的理由からプロジェクトがスタートしたところです。

 

プロジェクト概要を見ると、一文目から「このプロジェクトは、プールを人々に魅力的にすることを目的にしています」とうたっています。
そして、プール運営会社に対して、「プログラム」「施設適合性の評価」「スタッフ、パートナーシップとマーケティングの開発」「募集を促進するための資料」等を提供しているようです。

 

実際にこのプロジェクトがプール運営会社からコンサルティングフィー的な報酬をもらっているのかは詳細までは分かりませんが、こういう手法がもしかしたら将来日本においてビジネスとして展開されていく可能性もあるかもしれませんね。

 

認知症関連の先進的なプロジェクトはなぜか英国に多いのですが、「Dementia Friendly Swimming Project」についても引き続き詳細について調べていくと同時に、英国での他の認知症分野での動きについてもWatchを続けたいと思います。

 

 

 

 

 

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