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なぜVRが認知症戦争の次の武器になるか?その困難に立ち向かう企業の探求

Father and son using Virtual Reality glasses sitting outside. Stock Photo. Creative Content Brief 603438805

 

 

こんにちは、認知症Cafest Online編集スタッフのHです。

 

6月8日のEditor’s Tweetで、VRを活用したコンテンツが認知症予防に効くという海外(英国)での事例研究を取り上げました。

バーチャルリアリティは、認知症患者に現実世界における利益をもたらす

 

今日はその関連でまた面白い記事を見つけました。こちらも英国での事例です。

なぜVRが認知症戦争の次の武器になるか?その困難に立ち向かう企業の探求

 

 

ちょっと長い記事なので以下抜粋です。 

 


 

ソーシャルメディアのマーケティング会社であるTribeMixAlex Smale氏は、豊富なゲーム業界の背景を持っており、数年前に現在の会社を設立しました。

 

彼はOculus Riftの発表以来、VRに目を向けていました。
彼曰く「私たちは障害のために長い間家を出ていなかった高齢者の友人を持っていました。
GoogleストリートビューとiPadを使って、彼らに好きな休暇先に行ったかのような体験を提供しました。 さらにVRを使ったらいいのではないかと思い、
Oculus Rift上で稼働する3Dのビーチを作りました。実験は成功しこの技術の潜在的可能性を実現することが出来ました。」

 

Smale氏は介護施設で働いていた友人がいたので、認知症ケアを専門とするクアンタムグループが運営している施設でそれを試してみました。そして1年以上認知症の人を助けるために特別に設計されたさまざまな経験を開発し、微調整を行いました。その結果介護施設の居住者の行動に大きな変化がありました。

 

クオンタムの施設のスタッフ曰く、「認知症に罹っている人々はしばしば混乱し、悩まされます。私たちが現実であると考えているものに戻そうとするのではなく、現実に住んでいる方がよいでしょう。バーチャル体験は、現実にはそれよりもストレスが少ないと感じている場所から、どこにいても楽しい場所に行くことができます。バーチャルリアリティ体験では、ケアホームを離れた人が一日を楽しむことができます。頑丈なプロセスでは、いつでも苦痛の恐れがある場合は、すぐに体験を終了し、患者はまっすぐに元気に戻ります。維持するために常に私たちにとって非常に重要なことでした。

 

また、クアンタムの認知症専門家は、アビー疼痛スケールに基づいたウェルビーイング評価ツールを開発しました。これは、VR体験の前、中、後の患者の幸福と行動を記録しています。私たちは現在、2つのNHS病院と行動研究の研究に取り組んでいます。この研究では、この研究をさらに拡大し、急性期の効果を実証する予定です。

 


<記事抜粋翻訳以上>

 

 

日本の介護施設ではまだまだこの分野の取り組みはほとんど始まっていないと思いますが、
これが将来日本でも一つのトレンドになるかもしれませんね。

 

そんな時代に備えて私も今日Oculus Goを買ってみました。

これからいろいろなVRコンテンツを試してみたいと思います。

 

 

 

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