介護の現場から~MMRメソッドの実践風景~

2019/04/19
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こんにちは、認知症Cafést Online編集スタッフのKです。
本日は、グループホーム東戸塚(セントケアホーム東戸塚)で毎月1回行われているMMRメソッドについてです。

MMRメソッドとは

MMRメソッドはグループホームに入居されている方とボランティアの先生が、一緒に 歌ったり体を動かしながら、1時間ほど行う回想法プログラムです。

 

回想法とは昔の記憶を想起し、話したり、相手の回想を聞いたりする体験により、 脳が活性化されて集中力、活動性、自発性の向上、認知症の症状の改善または進行遅延に効果があるとされているものです。

 

今日は、グループホームに入居されている皆さんで声を出して、昔の童謡を歌ったり、お手製のマラカスで振りながら踊ったりされていました。
皆様とても真剣な眼差しで行っています。また椅子から立ちながら行うことによって筋力も維持されます。

MMRメソッドの効果

  • 童謡をみんなで歌うときに、歌詞の内容を実際に体験した思い出と一緒に振り替えることで昔の風景をイメージすることができます。
  • 普段の穏やかな生活の中において、少し普段とは違うプログラムを行うことによって、脳の活性化につながる刺激のあるイベントは認知症予防や認知症状の進行遅延につながります。

 

今後も地域で行われているイベント情報などを紹介していきたいと思います。

Cafést編集スタッフSの小言

Kから原稿を受け取ったSです。MMRは何の略かなと思って調べて検索してみたのですが、分からなかったです。しかし、回想は英語で“Reminiscence”と言うことを知りました。ですから、Rは回想の英語から来ているかなと思います。あとMは“Music”(音楽)かなと思っています。あと1つのMは?“Memory”(記憶)?すべて仮説です。

 

 

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