都市の騒音と難聴

2019/05/31
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はじめまして。編集スタッフのmimiです。本日よりツイートに参加させていただきます。よろしくお願いいたします。

 

さて、過去何度か認知症と難聴に関するツイートがありましたが、興味深い記事がありましたので皆様にお伝えします。

 

スーダンには難聴がいない?!
“難聴は認知症最大のリスク、嫌がらず補聴器を~アフリカ・スーダン部落では80代でも難聴なし、予防が肝心”

 

サブタイトルにつられて記事を読んだのですが、騒音の少ないアフリカなどでは80代になっても難聴がいないそうです。

難聴は加齢だけでなく、日々の騒音によってダメージが蓄積されることによっても生じます。都市の騒音に日々さらされることで、聴力が低下するのですね。住む場所を変えることは容易にはできませんが、意識して静かな空間で過ごす工夫ならできそうです。

 

また、世界都市ランキングと聴力低下のランキングを比較した結果、都市の騒音と聴力低下の間に関連が見られたという研究(出典サイトは後述)がありました。これは予備調査の段階だそうなので、今後の研究も待たれるところです。

 

騒音ランキングで上位の都市の住民は、静けさで上位の都市の住民と比べ、聴力損失で平均10歳分「高齢」という結果が出た。
(中略)研究者らによると、中国の広東、インドのニューデリー、など、高デシベルの都市地域は、聴力低下のランキングでも上位に挙がった。一方、スイスのチューリヒ、オーストリアのウィーンなど、騒音公害が少ない都市は聴力低下の少ない一群だった。

 

今後調査が進むと、“住むだけで健康寿命が延びる都市”というランキングができるかもしれませんね。

 

 

 

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