電気機器の音量に気をつけよう―聴力低下予防は認知症予防!―

2019/05/28
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本日は認知症Cafést Online編集スタッフのKが、Editors Tweetをお届けします!

認知症と聴力低下について

先日のtweet(「予防できる認知症、9つの要因について」 )にてランセット委員会(Lancet Commissions on Dementia Prevention, Intervention and Care:以下ランセット委員会)の報告書について書きましたが、今回は、9つのリスク要因の中から認知症と聴力低下についてお伝えいたします。

 

前回、認知症予防に関して全症例の35%の原因が予防可能として挙げられているとお伝えしましたが、予防可能な原因の中で最も比率の高いものとして聴力低下が挙げられています。逆を言うと聴力低下(難聴など)をしっかりと管理していくことが認知症の原因要因としてのリスクを軽減することとも言えます。

聴力低下の要因となる環境―電気機器の音量に注意―

私たちの生活の中には多くの聴力低下の要因となる環境が存在しています。例えば電気機器類の音量などがそうです。ヘッドフォンを使用しての音楽鑑賞や、テレビの音量などがあります。

 

大きな音量で音を聞き続けることにより、騒音性難聴などにもつながるとされており、全米では約4000万人を超える方が騒音性難聴ともいわれています。

 

騒音性難聴は自分たちで予防できる騒音ともいわれています。音楽プレイヤーの音量を下げる。騒がしい場所では耳栓を利用するなどが重要です。

耳鼻咽喉科へ定期的に足を運ぶと良いのでは?

また、最近聞こえがよくないなぁ…と感じている方や、心配事などがある方は、お近くの耳鼻咽喉科へ行ってみるのもよいと思います。定期的に足を運ぶことで、認知症予防のリスク管理にもつながります。

 

今後も、認知症のリスク要因についてお伝えしていきますので、乞うご期待!!

 

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