春は認知症の症状が悪化する?

2019/03/20
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こんにちは。認知症Cafést編集スタッフKよりケアのヒントをお届けします。

木の芽時(コノメドキ)

3月から4月にかけての季節を、「木の芽時(コノメドキ)」というのをご存知でしょうか。
木の芽や虫たちが冬を終え、動き出す季節。
実はこの時期は、昔から「身体的・精神的に一番バランスを崩しやすい時期」と言われています。

 

理由のひとつは春の安定しない気温の差です。ずっと低かった気温が急に温かくなったり、また寒くなったりと、身体にとってストレスになります。それにより自律神経のバランスが崩れ、精神的に不安定になってしまいます。

認知機能の季節差

ある海外の研究は高齢者の認知機能に季節差があることを示しています。その研究では、認知症の有無にかかわらず、高齢者において夏と秋に認知機能が高まるが、冬と春に認知機能が低下するとの結果でした。 (注1)

木の芽時には認知症の方にどんな症状が現れるか?

では、木の芽時には認知症の方にどんな症状が現れるでしょうか?

  • 落ち着かない
  • 怒りっぽい、イライラする
  • 室内外を歩き回る
  • トイレの回数が増える

 

対策―自律神経のバランスを崩し、精神不安定になったとき―

食材

リラックス効果やストレス解消につながる栄養素が豊富な食材を食べましょう!これは認知症の本人に対しても、介護をしている方に対してもあてはまります。
→タラの芽、タケノコ、キャベツ、新たまねぎ等でスープなどはいかがですか♪

心と体の衣替え

これからの季節、認知症の症状が進んだように見えて、本人もそのまわりの人も不安や苛立ちを感じることもあるかもしれません。「今は木の芽時だから、衣類の衣替えをするように、心も衣替え(リフレッシュ)をしよう!」心の衣替えとは春に備える、心も体も春仕様にしていくというような意味です。

 

5月になれば(特に東京についてですが)、温度は高すぎず低すぎず、湿度も乾燥しすぎず、蒸し過ぎずの快適な気候になります。(注2) 「木の芽時を過ぎれば、きっと楽しい春がくる!」そう思って、ゆっくりと過ごしましょう!

 

 

<参考>

 

 

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