【特集】 運動で脳を活性化!! 一般社団法人 みんなの認知症予防ネットの取り組み
2018/06/26
今回は、『一般社団法人みんなの認知症予防ネット』代表理事の加藤良江様のご紹介で、
さいたまシニア大学東浦和校様で開催された『みんなの認知症予防ネット』のセミナーに体験参加させて頂きました。
当日は40~50名ほどが参加されており、参加されていた方は皆様とても意欲的でパワフルでした!
始めにみんなの認知症予防ネットの戸田理事による認知症の理解を深める為の講義がありました。内容は紙芝居で行われ、とても分かり易く、参加されていた方はとても興味を持ち、真剣な表情でメモを取りながら話を聞いていました。
戸田理事の講義の中でとても印象に残った内容がありました。
それは、『認知症にならない(発症しない)ようにすることが目的ではなく、自分の寿命より認知症の発症を少しでも遅らせる為の活動が重要』というものでした。
認知症そのものに対して恐怖心をもつのではなく、認知症予防の為に、今私たちにできる事は何かを考える事、認知症予防の取り組みを行うことが大切だと教えられました。その為には身体を動かすこと、コミュニケーションを図ることが重要だと話されていました。
そして後半は加藤代表理事による『みんなの認知症予防ゲーム』です。
内容は非常に楽しく、時間が過ぎるのも忘れるほど熱中してしまいました!
『みんなの認知症予防ゲーム』とは
誰もが気楽に楽しくできる運動プログラムです。認知症だけでなく、心身の不調で元気を失っている方に対しても、年齢を問わず、効果が期待されます。そのため、呼称を「みんなの認知症予防ゲーム」としています
みんなの認知症予防ゲームは約20種類からなるゲームで、コミュニケーションを図るのに、とても効果的なものばかりでした。最初は隣に座っている人も全く知らない人だったはずなのに、プログラムが終わる頃には仲良く笑顔になっていました。
全体をリードされている加藤代表理事の話し方、間の使い方、全体の流れの読み方。
とても周りを引き込む力が素晴らしかったです。これぞまさに『認知症ケア』に通じるのプロの技です!!
皆様も是非一度『みんなの認知症予防ネット』のセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。
今回セミナー体験をさせて頂いた『一般社団法人 みんなの認知症予防ネット』の詳しい活動内容については協会ホームページまでお問い合わせください。