自粛生活に自炊はいかが?うつ病や認知症の予防効果も…

2020/09/25
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こんにちは。認知症Cafést編集スタッフのマツです。
なんだか「あっ!!」と言っている間に秋ですね。ここ数日は都内の最低気温も20度以下になりましたが、皆さんのお住いの地域はいかがでしょうか。

料理・自炊と認知症

昨晩は今シーズン初の鍋を作りました。

 

コロナ禍のテレワークで自宅で引きこもっていると、鬱(うつ)になりやすいという報道を良く見かけます。
うつ病の症状の中には認知症に類似したものもあり、認知症と診断されてしまったり、本物の認知症を発症するきっかけにもなったりします(詳細は既報の記事「新型認知症~認知症の入り口になるうつ病性仮性認知症~を参照)

 

私も一人暮らしのテレワーク生活で、ついつい気持ちまで引きこもりがちになってしまったり、能率が下がったりしてしまいます。
そんな中、料理をすると良いと聞き、外食ばかりだった私も最近はなるべく自炊をするようにしています。

料理・自炊の利点

料理をしてわかったことは、普段の仕事とは違う意味で手際を考えなければならないということです。特に我が家のキッチンは自炊に向かない狭いタイプなので、材料を冷蔵庫から出して切る順番、複数のメニューを作る際にどれから取り掛かるべきかなど、ちゃんと考えないと煩雑になってしまいます。
また、手元にある素材で作れる料理、目的の料理を作るために何を買いに行くべきかなど、自炊を続けるためにはいろんなことを考えないといけません。

 

確かにこちらの記事(参考でタイトル等を示しています)では、

料理をすると、脳の働きが活発になると研究でも明らかになっている。東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授が大阪ガスと共同で調べたところ、安静時にほとんど働いていない脳の前頭前野が「献立を考える」「包丁で切る」「いためる」「盛りつける」のいずれの場面でも活性化することが分かったという。

と書かれていて、脳の働きを活性化させていることが分かります。

 

それゆえ、料理ができて食べるときの達成感や満足感は、(その美味しさにかかわらず)外食や出前で食べるときの比ではありません。
以前とあるセミナーに参加したとき、うつ病を予防するには自分にプラスな感情(ポジティブな感情)を感じ続けることが大事だという話を聞いたことがありますが、確かにそうだと思えるほど、自炊を続けていると気分がすっきりとしてきます。

まとめ

自炊を続けると聞くと面倒だと思う人が多いと思いますが、私も毎食自炊しているわけではありません。冷静に考えてみると、外食や出前と半々かもしれません。
それでも、定期的に料理を続けていると気分が良いし、きっとうつ病や認知症の予防にもなるのではないかと感じました。

 

 

 

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