河内晩柑とベリー

2019/12/06
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こんにちは、認知症Cafést Online編集スタッフのUです。

 

先日、ビックサイトにて行われた、からだ改善プロジェクトに出展させていただいた際に、POM アシタノカラダ 河内晩柑ジュース」を配らせていただいたところ、大変ご好評を頂いたので、再度ご紹介させていただきます。

河内晩柑(かわちばんかん)

河内晩柑(かわちばんかん)は、文旦の血を引く偶発実生(注1) の柑橘(かんきつ)だそうです。河内晩柑の果皮に多く含まれるオーラプテン(注2) は、脳の炎症を抑える働きにより神経細胞の死や老化に伴う脳機能の障害を抑制することで、中高年の方の、認知機能の一部である記憶力(言語を記憶し、思い出す力)を維持する機能があると考えられるそうです。

 

注1:偶発実生(ぐうはつみしょう)は、品種の育成や誕生における概念の1つ。自然に落ちた種や捨てられた種から種子親を超える特性を持つ偶然発見された品種のことを偶発実生と言います。品種の育成や誕生における概念のその他の例として、人工的に新たな品種を作り出す「交雑」や樹園地の中で突然変異を見つけ出す「枝変わり」などがあります。←参考サイト(愛媛県庁のサイトから)

注2:河内晩柑のオーラプテンの含有量は、八朔の約3倍、グレープフルーツの約4倍含まれている。←参考サイト

 

注:画像は愛媛県愛南町公式ホームページより取得しました。

河内晩柑ジュースは愛媛県の産学官連携の成果

河内晩柑(かわちばんかん)ジュースは愛媛県の産学官連携の成果であることも魅力と思います。

 

商品開発の経緯は以下の通りです。

 

・河内晩柑には機能性成分のオーラプテンが他の柑橘(かんきつ)類に比べ特異的に多く含まれること、そのオーラプテンが、脳内の炎症を強く抑制する効果があることが松山大学薬学部で確認される

・それを受けて、平成26-28年度に愛媛県戦略的試験研究プロジェクトが組まれ、その成果で、「POMアシタノカラダ河内晩柑ジュース」が生まれた

・具体的には、中高年の方の認知機能の一部である記憶力を維持する効果が愛媛大学でのヒト介入試験により証明され、昨年12月から株式会社えひめ飲料が飲料として商品化した

 

参考

「全国食品技術研究会」で最優秀賞を受賞しました|愛媛県産業技術研究所(愛媛県庁のサイト)

 

グレープフルーツに似たような苦みとベリー

私も飲ませていただきましたが、グレープフルーツに似たような苦みがありますが、とても飲みやすく感じました。

 

思い起こされるのが、認知症予防に効くとされるマインド食で推奨されているベリー。ベリーは、ストロベリー(イチゴ)、ブルーベリー、ラズベリーなどですが、酸味がありますね。

 

柑橘類はベリー類の果物で挙げられるものではないですが、他の果物と違い、ただ甘いだけではなく、苦みや酸味を伴う点では似ているのではないかと思ったりしました。苦みや酸味を一言でまとめる良い言葉(例えば「刺激」など考えました)は思いつかないので、苦みと酸味では違う―柑橘類とベリーは違う―ではないかという意見もあるかもしれませんが…。

 

 

 

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