リコード法が説く生活環境の改善―週刊朝日の最新号から―

2019/12/05
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こんにちは、認知症Cafést編集スタッフのSです。

 

朝、Kから差し入れがありました。
週刊朝日の最新号です。

 

表紙の猫の写真がかわいいですが、
われわれの関心からは、
薬を飲まずに9割改善 認知症の新治療「リコード法」―と表紙に挙げられている記事に対し、要チェックのアラームがなります。

 

この記事では、ブレデセン博士、白澤卓二先生、今野裕之先生と登場しており、我々からすれば、リコード法のオールスターであります。

メディアが考えていることは同じ?

この記事では、ブレデセン博士が「世界一受けたい授業」に出演されたということが、欄外に追記されています。
それに合わせて私たちも先週記事を用意しました。

 

メディアが考えていることは同じかもしれませんね。(まだまだ、自分たちをメディアとは言えないにせよ…)

週刊朝日の最新号から

最新号からすべて引用をしてしまうのは問題と思いますので、カフェストではあまり取り上げられていない部分を中心に一部紹介させていただきます。

リコード法が説く生活環境の改善

私たちは、リコード法が説く食事について語ってきました。食事についてはこの記事でも取り上げられていますが、さらに、生活環境の改善についても書かれています。

引用します。
今野裕之先生の言葉として紹介されています。

 

生活環境の改善では特にカビとアレルゲン除去が大事です。洗面所やキッチン、風呂場など水回りは乾燥させておき、エアコン掃除も忘れずに。掃除機でダニやホコリなども取っておきましょう。もう一つ大切なのは歯の健康。定期的に歯科で口腔ケアを受けてください

 

改善すべき事項として、食生活に加えて、生活環境も該当します。

 

その関連でになりますが、今野裕之先生の最近のブログでは、「歯周病と認知症・アルツハイマー病が関係するという報告がここ数年どんどん発表されてきています」と書かれていましたね。

アミロイドβは銀行預金

アミロイドβは銀行預金―これは白澤卓二先生の言葉として紹介されています。
こちらも紹介したいです。(注:この言い方の背景にある、リコード法におけるアミロイドβの捉え方は私たちも紹介はしてきました。)

 

例えば、銀行預金を思い浮かべてください。ある月の1日と翌月の1日の預金残高が同じだったとします。でも、それは見た目の残高が同じであるだけで、その間に収入もあれば、支出もあります。アミロイドβもこれと同じで、一見、同じように脳にたまっているように見えても、実は代謝したり、蓄積したりを繰り返しています

 

アミロイドβの蓄積(≒収入)と、代謝(≒支出)のバランス(≒アミロイドβのインとアウトのバランス)で、現在の脳内のアミロイドβの量を考えるという視点と思います。(注:内容理解の点で言うと、厳密さは若干損なわれると思われるものの、代謝は排出や除去と言い換えて理解すればよいと思います。)

 

この記事でも書かれているとおり、家計とは逆でして(笑)、いかに、収入を減らして、支出を増やすかを、リコード法は考えています。
私にはとても分かりやすい比喩と思いましたが、みなさんはいかがでしょうか。

河内晩柑ジュースとあたまの健康チェック

先日の出展(記事はこちら)の残り物ですが、Kからは河内晩柑ジュースの差し入れもありました。

 

河内晩柑ジュースばかりが目立っていますが、
河内晩柑ジュースに「中高年の方の記憶力を維持する(言葉を記憶し、思い出す力)」機能があると言う付加価値を与えたのが「あたまの健康チェック」であります。10個の単語を覚えるというシンプルな測定法にて改善が見られたということですね。

 

あたまの健康チェックは、河内晩柑ジュースのようにグレープフルーツ風味など味覚で表現することはできないですが、裏方として、良い味を出してくれています(笑)。

 

 

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