VR酔いとVR疲れ

2018/09/07
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

 

こんにちは、認知症Cafést Online編集スタッフのHです。

 

「認知症とVR」という投稿を何回か続けておりますが、かれこれ2か月ほど日中普通に仕事をし、海外出張などにも
行きつつ、寝る前の少しの時間をあててVRコンテンツの体験を続けてきました。

 

 

巷でも良く言われることですが、VR酔いやVR疲れという現象は確かにあります。特にジェットコースターの疑似
体験のような急加速や上下動があるコンテンツは、視覚ではそれを認識しているのに、三半規管が加速移動を認識
しないためか、かなり気持ち悪くなります。

 

また、30分を超えて仮想空間に居続けると、ヘッドセット外した時に寝室が暗いせいもあり、今自分がどこにいる
のか一瞬分からなくなってしまいます。それだけVR空間というものは脳からするとリアル(現実)に認識されて
いるのだなあ、ということを改めて実感します。

 

認知症、特に軽度認知障害(MCI)予防に効くという意味で、有酸素運動や和食がいいという研究は多々あります
が、VRコンテンツとして「これだ!」というキラーコンテンツはまだなかなか思いつきません。とはいえ感覚的
には「移動がほとんどない、ゆったりとした空間」での「懐かしい体験」や、その対極にある「今までの生活で
全く体験したことがないもの(宇宙空間とか。。)」が良いような気がしています。

 

引き続き、認知症に効く「VRコンテンツ」探求を続けていきたいと思います。

 

 

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE