大恋愛~僕を忘れる君と

2018/10/26
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初出:2018年10月26日|最終更新:2020年7月23日

 

 

こんにちは、認知症Cafést Online編集スタッフのMです。

若年性アルツハイマーを題材にしたドラマ

金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』。
ムロツヨシさんと戸田恵梨香さんが主演の若年性アルツハイマーを題材にしたドラマです。
皆さんはご覧になっていますか?私は忘れないように録画して週末に見ています。

 

ドラマの中では主人公が軽度認知障害(MCI)と診断されてしまいます。
ゴールデン枠のドラマでMCIという言葉が使われる時代になりましたね!

 

診断までの過程が、
MRI画像を見てDr.が違和感を覚える ⇒ 簡易認知機能検査(HDS-R)実施、
その他、血流検査やPET検査などの言葉も出てきており、最近のドラマは医療監修もしっかりしているなと見ていました。

 

注:HDS-Rは、Hesegawa’s Dementia Scale-Revisedの略称。直訳すると改訂長谷川式認知症スケールで、(改訂長谷川式)簡易知能評価という日本語に訳されている場合もあります。精神科医の長谷川和夫先生が、認知機能検査のために1974年に開発し、1991年に一部改定を経て今に至るまで利用されています。

 

医療監修が気になったので検索をしてみたら、
医療法人社団翠会 和光病院 院長の今井幸充先生でしたので、素晴らしい先生にしっかりと監修してもらっているこのドラマを最終話まで楽しみたいと思っています。

ドラマの中での簡易認知機能検査(HDS-R)の実施の様子

ちなみにドラマの中での簡易認知機能検査(HDS-R)は以下のように実施されていました。

 

  1. これから言う3つの言葉を言ってください。 「梅」「犬」「自動車」
  2. 後でまた聞くのでよく覚えておいてください。
  3. 100から7を引いてください。そこからまた7を引いてください。
  4. これから私が言う数字を逆から言ってください。「6・8・2」「3・5・2・9」
  5. では先ほど覚えてもらった3つの言葉を言ってください。

3つの言葉を答えることが出来なかった主人公……。

 

そして、認知症予防策として言われたことが
「適度な運動・バランスの良い食事・睡眠」

ネットで反響がみられる

ネットなどでも、「私もやばいかも!言葉を覚えていられなかった!」という意見や、「普通の健康法が認知症予防になるなんてびっくり」と反響が大きかったようです。

 

軽度認知障害(MCI)や認知機能低下を予防する生活習慣の知識、そして若いころから定期的に認知機能検査を受ける習慣が一般的なものとなるよう広がっていく事に期待します。

 

 

 

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