物忘れは改善する!~リコード法から学ぶ認知症予防~
2018/09/14
こんにちは、本日は認知症Cafest Online編集スタッフのKがお届けします!
先日、「ボケない人の最強の食事術」の著書であるブレインケアクリニック今野裕之先生の出版記念講演会に参加させていただきました。
30名以上の方が参加されており、認知症予防に関しての講演や、著書のタイトルにある通りの認知症予防に効果がある食材での食事の提供など、今野先生の認知症についての取り組みが詰まった素晴らしい会でした。
前半の講演会では、『物忘れは改善する!』と題して、ブレインケアクリニックで行われている
認知症予防に関しての取り組みについて学びました。
今野先生は2010年頃から認知症予防に関心を持たれ、研究をされています。
その後アルツハイマー病の革新的な治療法の原型となる論文と出会い、
2016年にブレインケアクリニックを開院し、リコード法を参考にして認知症プログラムを開始されました。
そして、2018年3月に日本初のリコード法認定医(MPI Cognition)になり、本格的にリコード法の実践を開始されます。
講演会の中で、アルツハイマー型認知症に関しての考えではアミロイドベータが蓄積され、その結果、神経が障害されると考えられていた、アミロイド仮説が主軸でしたが、
リコード法の考えでは神経に障害を及ぼす様々な要因が起こることで、脳の防御反応としてアミロイドベータが蓄積されるため、神経の障害に繋がることが分かっています。
今回の今野先生著書「ボケない人の最強の食事術」では
ブレインケアクリニックに通われている『物忘れ』の訴えのある方の
食事方法に着目した内容の本となっています。
病気と向き合うには自分を見つめること。
自分を見つめるには、食事を見つめ直すこと。
栄養不足、バランスの悪い食事、多くの食べ物が充足している現代だからこそ改めて今の自分の状況を知ることが第一歩として大切なのかもしれないですね。
今回、講演頂いた今野先生のブレインケアクリニックHPはコチラ